十八の春、俺が好きになったのは、口が悪くて絵を描くのが好きな家庭教師。公私混同を嫌う彼は、それでも「おまえが勉強に集中しないから」と嫌々俺を抱いてくれた。叶わないはずの片想いだったのに、激しい嫉妬と喧嘩の果てに彼も俺を見てくれるようになった。そして幸せな時間を過ごしていたけど……——あの頃俺達は子どもだった。家庭教師・秋山と美里の永遠の愛の物語。

推特上糾正修改後的簡介為:

十八の春、美里が恋に落ちたのは、美大生で家庭教師の秋山だった。秋山は他人にも自分にも厳しくて素っ気ないが、たまに優しい。美里は異性愛者の秋山に対し、傷つきながらも一途な想いを寄せ続ける。そして夏が過ぎ秋がきて、育む時間はお互いをかけがえのない存在にかえていくが……。

――あの頃、俺たちは子どもだった。

四季の移ろいと共に積み重なる、永遠の愛の物語。

―『春恋』2013年10月　ダリア文庫より発売予定