内容简介  · · · · · ·

通俗と学術が渾然一体する痛快無比の奇書

「上品な表現は性に合わない、そんな文章は軽蔑しているので、好んで俗語・俗字を用い、直裁簡明な表現をする。私はありのまま語るのだ」という著者が、中国の古典書、男女の生殖器・陰毛、女性の地位・権利・性格、慰安婦と国民党をテーマに、縦横無比の筆法を駆使しての「性」をめぐるエッセー集。歯に衣を着せず国民党を批判する反権力的姿勢によって筆禍事件を引き起こし10年以上も投獄された経験をもつ著者・李敖は、右も左も蹴っ飛ばし、、台湾民衆の大喝采を博している、台湾では知る人ぞ知る歴史評論家である。

作者简介  · · · · · ·

李 敖（り ごう リー アオ）：山東省人、1935年ハルピン生まれ。1949年一家とともに台湾に渡る。台湾大学歴史研究所卒業。作家、評論家。台湾大学在学時、国民党や各界名士への批判的言論で、蒋介石政権により逮捕投獄される。70年代後半に文壇に復帰、強烈な批判性を持つ文章を数多く発表した。

土屋 英明（つちや ひであき）：著述業。